バカなくらいでちょうどいい

私を構成するものをツラツラと。

可愛がられる才能が大事

社会人3年目、直接関わっている後輩はいないけれど、社内全体をみれば後輩にあたる子がもちろんいる。新入社員と呼ばれることはなくなり、まだまだ2年目だからと大目に見てもらえる時期も過ぎ、キャピキャピしているだけではいられなくなってきた3年目。営業所内ではまだ若い方というだけで、先輩方には非常に良く可愛がってもらっている。(…と、私は感じている)だから、後輩ができたと同時に今とは違う扱いになるのではないかと、余計な心配をしている私もいる。

 

社会に出て、「可愛がってもらう」ことがどれほど大事なことか実感したのは、研修中の頃だった。私の同期は『可愛がられる才能』の持ち主ばかりだったから。

それは、タイプは違えどみんながみんな持っていて、正直羨ましくも思った。

容姿が良くて可愛がられる子もいれば、なぜか放っておけないから可愛がられる子もいて、仕事ができるから可愛がられる子もいた。若いから、というのも理由の1つではあると思うけれど、それだけじゃないと感じる。みんながみんな、色んな意味で人を引き寄せるようなタイプ。研修が明け、各々が配属された先で今日の今日まで誰も辞めずにきているのは、そんな理由もあるんじゃないかな~と、勝手に解釈している。

 

そんな姿を見ているから、余計に思う。

可愛がってもらえる人は、どんなかたちであれ仕事が続くのだろう、と。

何かあれば手を差し出してくれる人がいる、悩んだ時やツラい時に聞いてくれる人がいる、楽しく笑える場面がある…仕事ができるできないを、まず置いておいて「生きていける環境」が出来上がる。だから、頑張れる。

 

可愛がってもらう、ってなかなかできることじゃない。

難しいことだって、私が一番わかっている。どっちかというと、先輩とは仲良くできずに過ごした学生時代があるから、好かれる大変さも知っている。 

それでも、今は良いお手本がいるからね、同期という存在に。

若いからって可愛がってもらえる人じゃなく、人として可愛がってもらえるような人になっていきたいものだと、3年目を迎えたからこそ思ったこと。

 

可愛がられる才能が大事